「中国市場でのSamsungは「正しい方向に進んでいる」とモバイル部門の責任者が述べる」

Samsung's mobile division chief says the company is moving in the right direction in the Chinese market.

ソウル、7月27日(ロイター)-サムスン電子(005930.KS)のモバイル部門責任者は、同社が世界最大のモバイル市場である中国で「正しい方向に進んでいる」と述べ、プレミアム製品の拡充と現地コンテンツ企業との連携を通じて市場シェアを向上させることを目指していると述べました。

サードパーティのデータによると、世界最大のスマートフォンメーカーは、サムスン電子のモバイルエクスペリエンス部門のトップであるTMロー氏によれば、中国の一桁の市場シェアでわずかな伸びを示しているとのことです。

ロー氏は今週記者団に対して、「中国市場に合ったソフトウェア最適化を通じて、中国の消費者に適した製品で中国市場にアプローチする努力をしており、その結果が少しずつ出ていると思います」と述べました。

ロー氏は、サムスンのモバイルビジネスは、水曜日に発売された最新のフラッグシップ折りたたみ型スマートフォンなどのプレミアム製品やサービスを通じて、「回復」を目指し、現地のコンテンツ企業とのパートナーシップを強化すると述べました。

2013年には約20%の市場シェアを持ち、中国で最大のスマートフォンベンダーであったサムスンは、その後1%にまで急落し、Apple(AAPL.O)やVivo、Oppo、Honorなどの中国のベンダーによって影を潜めました。しかし、Counterpointのデータによれば、サムスンは3月に1.1%の市場シェアを回復しました。

グローバル市場では、よりベアボーンのモデルよりもプレミアムスマートフォンの需要が長期間にわたって上回る傾向が続くとロー氏は述べています。

ロー氏は、「モバイルユーザーのデバイスの置き換えサイクルが長くなっているため、適切な製品を購入して長く使用することが、新しい製品とすぐに置き換えるよりも満足感と利点がある」と述べました。

サムスンが2019年に先駆けて開発した折りたたみ式のスマートフォンについては、ロー氏は、中国やインドを含む顧客層を広げるために、価格が低い折りたたみ式のモデルに向けて取り組んでいると述べました。

世界最大のスマートフォンメーカーであるサムスンは、木曜日に完全な第2四半期の業績を発表します。