「石油価格の低下でブラジルのペトロブラスの利益が減少、しかし予想を上回る」
低下した石油価格により、ブラジルのペトロブラスの利益は減少したが、予想を上回った
サンパウロ、8月3日(ANBLE)- ブラジルの国営石油会社ペトロブラス(PETR4.SA)は、主に原油価格の下落により、第2四半期の利益が前年比35.9%減少したが、予想を上回った。
同社は、連結ベースの純利益が287.9億レアル(約585億円)であり、1株当たりの利益は2.21レアルであった。Refinitivのアナリストが予想した1株当たりの利益は2.18レアルであった。
ペトロブラスは、ブレント価格の下落に加えて、「国際ディーゼルクラックスプレッドが40%以上減少し、運営費用が増加した」と述べ、利益の減少を説明している。
この石油大手は、前四半期の販売数量のわずかな減少と若干低い原油生産の警告を発表し、前年比33.4%減の1138.4億レアルの収益を報告した。
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先週、同社は四半期の原油生産量が0.6%減少し、メンテナンス停止、資産売却、成熟した油田の自然減少を挙げている。
ペトロブラスの調整後の利息、税金、減価償却前利益(EBITDA)は、当期において42.3%減少し、566.9億レアルとなった。
(1ドル=4.9180レアル)