「夏の停滞にも関わらず、イギリスの住宅の売り値がわずかに上昇する:ライトムーブ」

Despite summer stagnation, UK housing prices slightly rise Rightmove

ロンドン、9月18日(ANBLE)- 不動産ウェブサイトRightmoveによれば、イギリスの住宅の販売価格は、8月の急落に続いて、今月わずかに上昇したが、高水準の住宅ローン金利の緩和により、購入者の経済的余裕が今後数ヶ月で改善する見通しであると述べた。

Rightmoveによれば、平均の販売価格は前月の1.9%の急落から0.4%上昇したが、10年平均の0.6%の上昇には及ばなかった。

イギリスの住宅市場は、COVID-19パンデミックの間に急成長した後、最近は鈍化しており、インフレ率の高さを抑えるために英国銀行が連続して利上げを行っている。

先週発表された、注目されている王立特許許可学会の報告によれば、市場は急速に縮小している。

Rightmoveの不動産科学部門のディレクター、ティム・バニスターは、英国銀行の14回の利上げが8月の異常に低い活動に影響を与えたと述べた。

バニスターは、市況の改善に伴い、秋に活動が増加することを予想している。今年初めに15年ぶりの高水準に達した2年間の住宅ローン金利は、緩和が始まっているが、歴史的な基準ではまだ高い。

モーゲージレンダーのHalifaxとNationwideは、8月の販売価格の下落を報告している。

Rightmoveによれば、住宅の販売数は2019年に比べて7%減少し、パンデミックが市場を歪める前の水準に戻っている。

ただし、8月の異常に低い週平均に比べ、9月の第1週には市場に出回っている住宅の数が12%増加しているため、活動が活発化し始めている兆候があると述べた。

Rightmoveによれば、販売価格の引き下げ率と価格の引き下げられた住宅の数は、2011年1月以来の最高水準に達している。